ペットドック
当院ではペットドックを行っています
病気の治療で大切なのは早期発見、早期治療です。
当院では、外見からでは分かりにくい病気も早期に発見するために、定期的な健康診断をお勧めしています。
- ペットドックの目的
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犬や猫はヒトと比べると早く年老いていきます。品種ごとに差はありますが目安としては1歳で人間の20歳位になり、その後1年ごとに4歳年を取ると言われています。また、人と同様、動物も加齢とともに病気は増えていく傾向があります。元気そうに見える子でも確実に老いていき、気づかないうちに病魔は忍び寄ってきます。
動物は会話ができない分、初期症状を見逃しやすく病気の早期発見は非常に困難です。
ペットドックは様々な検査を総合的に行うことによって、病気の早期発見につなげることを目的として行います。
若い子でも、ペットドックで得られる「健康な状態での検査データ」は将来病気になった時に、どこがどのように悪くなったのかを知るための貴重な判断材料になります
- 検査項目
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身体一般検査
どの検査をする必要があるのかを判断するうえで、「見る」・「聞く」・「触る」といった基本的な診察をします。
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血液検査
一般的に生化学検査と血球検査があります。生化学検査は肝臓、腎臓などの異常を調べ、血球検査は白血球、赤血球、血小板の数を測定することにより体のどこかに炎症がないかなどを調べます。
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レントゲン検査
レントゲン検査は、外部からでは見ることができない臓器や骨の状態を検査します。 肺炎、気管支炎、便秘、心臓病、腎臓病、骨折、脱臼などの様々な病気を発見することができます。
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腹部エコー検査
体外から超音波(人間には聞こえない波長の短い音波)をあて、その反射音(エコー)をコンピュータ処理し臓器や組織の様子をリアルタイムで調べることができます。
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尿検査
腎臓・泌尿器系・糖尿病などの病気がわかります。病気を早期に発見するためにも非常に大切な検査です。
必要に応じて… 腹部レントゲン検査、心臓エコー検査 等
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ペットドックの流れ
- 検査前
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ペットドックは事前予約が必要です。
診察時もしくはお電話でお申し込みください。 -
検査実施の日程を決定します。もし何か気になる点があればお申し付けください。
必要があれば追加検査も同時に実施させていただきます。
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- 検査当日
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検査当日は食事を抜いてください。
水は与えていただいても結構です。 -
検査当日は午前9時~11時の間にご来院頂き、
お預かりいたします。 -
検査用の尿もご持参ください。
採尿が難しい場合は院内で採取しますが、追加料金が発生する場合があります。 -
お昼の間に検査を実施いたします。
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- 検査後
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夕方17時~19時の間に迎えに来てください。お迎え時に検査結果のご報告をさせていただきますが、結果が出るのに時間がかかる項目については後日の報告となります。
ご希望があれば当日はお返しのみで後日ご報告の時間を取らせていただくことも可能です。予約時にご相談ください。